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Flexscheスケジューラ —— 製品情報

 多品種少量化、短納期要求、在庫量削減、即時性の実現など、製造業を取り巻く環境の変化がもたらす様々なディレンマ…それらを解決するために欠かせないツールが生産スケジューラです。

 多様な製造業のニーズに適応するための柔軟性使い続けるための使いやすさこれらを高いレベルで両立した、新世代の生産スケジューラが FLEXSCHE GP(フレクシェジーピー)です。

 「生産スケジューラから生産スケジューリングシステムへ」複数の生産計画担当者による協調立案やデータメンテナンス、周辺システムとのリアルタイムな連携など、生産スケジューラの仕組みと情報を多数の人々が共有するための革新的なサーバー製品が FLEXSCHE Communicator(フレクシェコミュニケータ)です。

                                                                  


私ども株式会社フレクシェは2001年の創業以来、生産スケジューラーを専門に開発しています。

 近年の製造業をとりまく環境の大きな変化、例えば、多品種少量生産への移行、迅速な納期回答の要求、頻繁に変わる生産計画などにより、以前と比べてはるかに緻密な工場運営が強いられるようになってきています。これを実現するために不可欠な仕組みとしての生産スケジューラーの重要性が広く認知され、求められるようになってきました。そしてそれに応えるために多数のパッケージソフトウェアが開発されてきました。

 ただし、一口に「製造業」と言ってもその実態は多様であり、業種によって、工場によって、あるいはそれぞれの工程によって、生産スケジューラーに求める機能は異なります。パッケージソフトウェアの機能だけで、本当にやりたいことを実現できるのかどうか、慎重に検討すべきです。その際、柔軟性が重要なポイントとなります。柔軟性は導入後のシステムの成長にも欠かせないものです。

 また、計画担当者が日々運用していくためには、着実に使い続けていけることが重要であり、製品カタログからは読み取れない使いやすさも選択の際に忘れてはならない大切な要素です。使いにくいシステムは次第に使われなくなっていくものです。


私どもが開発したFLEXSCHE GPは、この柔軟性と使いやすさを兼ね備えています。

 FLEXSCHE GPでは、適用対象の業種、工場、工程の事情に応じて、工程毎やオーダー毎にきめ細かなスケジューリングルールを自由に定義することができます。

 また、充実したモデリング力は適用の自由度を高めています。

 さらに特徴的なのは、プログラミングにより標準機能の枠を超えて自由にシステム構築ができるということであり、これはFLEXSCHE固有の他にはない大きなメリットとなっています。決してブラックボックスでないということが将来への安心感にもつながります。

 もっとも、FLEXSCHE GPに柔軟性があるからといって、そうでない生産スケジューラーと比べて使いづらいわけでは決してありません。一般的なスケジューリングのためのデータやルールは簡易に設定できます。設定を深く突き詰めていくことで特殊なスケジューリングにどこまでも追従していくことができること、そしてさらに特殊な要求に対してはプログラミングで対応できるということこそが「柔軟性」の真骨頂です。現在および将来において、いざ特殊で複雑な状況に直面したとき、それに対応していける限りないポテンシャルを備えているということこそが、柔軟性のある生産スケジューラーの大きな強みです。ユーザーインターフェースの使いやすさと軽快さもFLEXSCHE GPの大きな特長です。さらにオプション製品のFLEXSCHE Editorを利用することで、従来生産スケジューラーの敷居を高くしていたデータ作成も容易になります。


システムは成すべきことを実現できてこそ、初めて価値のあるものとなります。

 使えないシステムに価値はありません。見かけ上の価格や知名度ではなく、あなたの工場で必要とされる要件を満たせるかどうかを見極めて、生産スケジューラーを選んでください。

 "FLEXSCHE"とは"FLEXIBLE(" 柔軟な)と"SCHEDULER(" スケジューラー)を組み合わせた造語です。私ども株式会社フレクシェは、生産スケジューリングという奥深い技術をひたすら追究し、本当に「使える」スケジューラーを開発し続けてまいります。


 

       生産スケジューラーの情報は膨大で複雑であるからこそ、ユーザーインターフェースの使い易さと機能の充実は欠かせません。日々の業務で使い続けるシステムのために、最高水準の操作環境をご提供します。





    製造業の多様な工程を表現するために、FLEXSCHEはモデル化のための仕組みと制約条件を豊富に用意していますが、ここではそのごく基本的な部分をご紹介します。





製造業の多様な要求に的確に対応するためには相当に高度な表現力が求められ、また膨大なデータを効率よくモデリングできることも必要です。

そのために用意されたさまざまな機能を柔軟に組み合わせて利用できることがFLEXSCHEの大きな強みです。

このページでは高度なモデリングや制約を表現するために提供されている仕組みの一部をご紹介します。

※さらに高度で特殊な仕組みは上級オプション(P.16)として随時ご提供しています。




















 特殊な要求に応えるためにモデリング手段や制約条件を提供する拡張機能です。生産スケジューラーの導入においては、当初認識されていなかった操業上の制約やルールが後になって重要であることが判明することも少なくありませんが、保持しているユニットを割り当てて上級オプションの機能を利用することで柔軟に対応できます。



 生産スケジューラーの導入においては、当初認識されていなかった操業上の制約やルールが後になって重要であると判明することも多いものです。FLEXSCHE GP 上級オプションは、そのような状況にも柔軟に対応するための拡張機能群です。